電子政府について知ることで、今後の日本の流れも知れると思う。

大学生の頃からビットコインやブロックチェーン技術に興味があったMです。

緊急事態宣言が解除されたとはいえ、新型コロナウイルスの予防として、外出を避けたり、密を避けたりしていくことでしょう。。

仕事もリモートで行えるようになった現在、役所関係の申請も、オンラインで完結できるのでは?と気になりました。

そこで、以前調べていた電子政府であるエストニアのことを思い出したので、まとめて見ます。

エストニアってどこ?電子政府先進国なのはなぜ?

https://d2l930y2yx77uc.cloudfront.net/production/uploads/images/11011014/picture_pc_1075bd2cad97b6a97f45aa99bce4cd7d.png

エストニアという国は、地理的にいうとバルト三国と言われる国の1つになります。ヨーロッパの国です。

1991年にソ連から独立して、独立を機に国の制度などを整えるにあたって、ITを導入しています。

近年、電子政府化が進んでいる国家が増えてきているものの、他国とはレベルが異なるほど電子政府先進国と言われています。

なぜ、エストニアが電子政府先進国と呼ばれているのか、それは、行政サービスが全てオンライン完結できているからです。

結婚・離婚・不動産取引の3つは例外となっているものの、他の申請は全てオンラインで可能。

出生届や子供の命名、会社の登記申請などもオンラインでOK。

確定申告もOKとなっていて、窓口申告したら3ヶ月かかる還付金の振込も、オンラインなら3日で振り込まれる。

医療記録は病院間で共有されているため、新しい病院に行く度に問診票を書く必要もなし。

また、閣議の資料もオンラインにアップされていて、誰でも簡単に見ることができます。

2007年には国政選挙にネット選挙も導入されたことも影響し、なんでもオンラインでできることから電子政府の中でも圧倒的な先進国と呼ばれています。

全部ネットで完結できるなら役所の待ち時間などもいらなくなるし、病院の問診票なんかもいらないし、密を避けることができるからいいですよね。

エストニアが電子政府が成り立っている理由

電子政府はどのように成り立っているのでしょうか。

電子政府の鍵は、「eIDカード」とブロックチェーン技術ですです。

「eIDカード」とは、エストニア国民に付与されている国民IDカードです。

これは、日本でいうとマイナンバーに相当しますが、何段階も便利になったカードです。

このカードさえ持っていれば、マイナンバー、保険証、運転免許、ICカードの役割を果たしてくれるらしいです。

さらに、国民IDに紐づいたメールアドレスが全国民に付与されているとか。

このeIDカードに基づく、申請等は、ブロックチェーン技術によって管理されています。

ブロックチェーン技術によって、発行されてからずっと、自分のeIDカードがハッキングや、電子署名が偽造もできないため、安全性も問題がないそうです。

日本のマイナンバーカードもこのくらい機能がついてくれば、多くの人が使うのかなと思いますが、現状なんのために発行されたのかよくわからないという人が多そうですよね。

新型コロナウイルスの特別給付金をオンライン申請する際に利用できますが、利用者は10%にも満たないそうです。

マイナンバーカードだけでできるなら利用するでしょうが、カードリーダーがないと申請できないため、日本ではまだ敷居が高く感じてしまいます。

具体的な「eIDカード」と「マイナンバーカード」の違いなどはまた別記事でまとめてみようと思います。

日本も実は電子政府化はしている

冒頭でお伝えした通り、役所への申請なども、オンライン完結してくれたらなんて楽なんだろうと思います。

ただ、実は、日本も電子政府なのをご存じでしょうか。

国として「e-Gov(e-gov.go.jp)」というサイトを運営しており、その中で、記者会見の内容や法令関連など、様々な情報が確認可能。

さらに、各府省が担当する行政手続について申請・届出を行うことができ、会社であれば、人事労務関係の申請なども全てまとめてすることができます。

このようなサイトがあることを知らないことも多いのではないでしょうか。

実際、私も最近まで知りませんでした。

オンラインで申請できる手続き数としては、国内最大ではあるものの、使いにくさや認知度の低さからなかなか使われていないそうです。

とはいえ、オンライン申請可能な申請は、全体の12%程度しかないため、電子政府としては、まだまだ後進国です。

とはいえ、テレワークが身近になるなど、新型コロナウイルスを機に生活が変わっています。

さらに、ハンコ文化が蔓延っている日本でも、ハンコの電子化が進みそうではありますよね。

密を避け、新型コロナウイルスが再度蔓延しないようにするためにも、オンライン化に力を入れていくことが期待できるはず。

コメント